さくらインターネット株式会社のレンタルサーバと販売管理システムへの不正アクセスによる会員情報の閲覧・取得の可能性対象者・漏れた情報・今やるべきこと
結局どうすればいい?
公式の案内
- 個別の案内を受け取ったら内容を確認し、必要な対応(パスワード変更など)を行う
- さくらのVPSで契約時の管理者初期パスワードを使い続けている場合は変更する
- 不安な場合は予防的にパスワードを変更する
- 本件に便乗したフィッシングメール・不審な電話・SMS・なりすましに注意する
基本情報
| 組織 | さくらインターネット株式会社 |
|---|---|
| 公表日 | 2026年8月17日 |
| 発生日 | 公表されていません |
| 発覚日 | 2026年8月9日 |
| 種別 | 外部からの攻撃 |
| 状態 | 可能性 公式発表で漏えいの可能性が示されています |
| 規模 | 会員情報(全体) 1,360,563アカウント(可能性) うちレンタルサーバの利用領域 951アカウント(可能性) うちハッシュ化パスワード 30アカウント(可能性) |
| 最終更新 | 2026年10月8日 |
| 最新の続報 | 2026年9月10日 第三報: 調査結果と最終的な影響範囲 |
| 一次情報 | さくらインターネット株式会社「当社レンタルサーバーサービスの一部環境に対する不正なアクセスについて」 さくらインターネット株式会社「当社システムへの不正アクセスに関する調査結果および再発防止策について(第三報)」 さくらインターネット株式会社「当社システムへの不正アクセスに関するご案内」 |
何が起きたか
さくらインターネット株式会社は2026年8月17日、レンタルサーバの一部環境への不正アクセスを公表しました。9月10日の第三報で、販売管理システムの会員情報1,360,563アカウント分が閲覧または取得された可能性があるとし、持ち出しを裏付ける事実は確認されていないとしています。
自分は対象か
同社サービスの会員(販売管理システムに会員情報が保存されていた1,360,563アカウント。うちレンタルサーバの利用領域に影響の可能性がある951アカウントを含む)。対象者には個別に案内。追加で確認された368アカウントは、初報の583アカウントへの不正アクセスとの関連を示す明確な根拠は確認されていないと公表
公式発表では、利用者に対応をお願いしています。上の「結局どうすればいい?」をご確認ください。
漏れた情報
| 情報 | 状態 | 規模 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 会員情報(全体) | 可能性 | 1,360,563アカウント | 会員ID・会社名・部署名・住所・氏名・電話番号・メールアドレス・生年月日・性別・FAX番号・契約サービス・契約期間・請求金額等(公式FAQの表。人により保有項目は異なる) |
| 氏名 | 可能性 | 件数は公表されていません | 氏名(人数は項目別に公表されていません。人により保有項目は異なる) |
| うちレンタルサーバの利用領域 | 可能性 | 951アカウント | メールデータ・Webサイトデータ・ログ情報など利用領域内に保存されたファイル等 |
| うちハッシュ化パスワード | 可能性 | 30アカウント | ハッシュ化された会員IDのパスワード情報 |
| パスワード | 可能性 | 件数は公表されていません | レンタルサーバの一部の初期サーバーパスワード、さくらのVPSの一部の管理者初期パスワード(ハッシュ化されていないもの) |
| 住所 | 可能性 | 件数は公表されていません | 住所(人数は項目別に公表されていません。人により保有項目は異なる) |
| 電話番号 | 可能性 | 件数は公表されていません | 電話番号(人数は項目別に公表されていません。人により保有項目は異なる) |
| メールアドレス | 可能性 | 件数は公表されていません | メールアドレス(人数は項目別に公表されていません。人により保有項目は異なる) |
| 生年月日 | 可能性 | 件数は公表されていません | 生年月日(人数は項目別に公表されていません。人により保有項目は異なる) |
数は公式発表の値です。人数・件数など単位の違う数は合計していません。
漏れていないと公表された情報
- クレジットカード情報(保持しておらず、入力画面の改ざんも確認されていないと公表)
- 初期パスワードから変更した後のパスワード(販売管理システムに保存していないと公表)
原因
企業の対応
- 認証情報の無効化・不審な通信の遮断・対象環境の隔離・マルウェアの除去
- 不正アクセスを受けたサーバーの再構築と監視の強化
- 影響の可能性があるレンタルサーバ契約のサーバーパスワードを同社で変更
- 対象者へ電子メール等で個別に案内
- 関係機関への報告
この件を口実にした詐欺に注意
情報漏えいの後は、その企業や「補償」「返金」を名乗るメール・SMS・電話が増えることがあります。届いた連絡のリンクや番号ではなく、公式サイトや、手元のカード・契約書に書かれた窓口から確かめてください。 フィッシングメール・偽SMSの見分け方と、届いたときの対処
公式発表と出典
- さくらインターネット株式会社「当社レンタルサーバーサービスの一部環境に対する不正なアクセスについて」(公式発表・一次情報・資料の日付 2026年8月17日・確認日 2026年10月7日)
- さくらインターネット株式会社「当社システムへの不正アクセスに関する調査結果および再発防止策について(第三報)」(公式発表・一次情報・資料の日付 2026年9月10日・確認日 2026年10月7日)
- さくらインターネット株式会社「当社システムへの不正アクセスに関するご案内」(公式発表・一次情報・資料の日付 2026年9月10日・確認日 2026年10月7日)
更新履歴
- 2026-09-10 第三報: 調査結果と最終的な影響範囲
販売管理システムへの不正アクセス(2023年4月〜2026年3月)を確認し、対象を1,360,563アカウントと公表。レンタルサーバの対象は583から951アカウントに拡大。外部への持ち出しを裏付ける事実や二次被害は確認されていない
出典: 当社システムへの不正アクセスに関する調査結果および再発防止策について(第三報)
関連
同じ原因(不正アクセス)の事故
- 株式会社Schoo: Webサイトに使うクラウドサービス「Studio」への不正アクセスで、問い合わせ・申し込みフォームの入力情報約2,600人分が漏えいした可能性
- ポケットサイン株式会社: Webサイトに使うクラウドサービス「Studio」への不正アクセスで、画面に出ていなかったフォームに送られた情報228件が漏えいした可能性
- 日本電気株式会社: システム開発・保守の委託先へのサイバー攻撃で、顧客のシステムに不正アクセス、個人情報を含むファイルが漏えい
- 株式会社Globee: 英語学習サービス「abceed」の関連システムに不正アクセス、メールアドレスとハッシュ化されたパスワード10,834アカウント分が漏えいした可能性
- 株式会社フジテレビジョン: 番組宣伝システムへの不正アクセスで、メディア関係者の氏名・会社名・メールアドレスなど最大730件が漏えいした可能性
漏れた情報から探す: 氏名・メールアドレス・パスワード・住所・電話番号・生年月日・その他 / 2026年8月に公表された事故
