株式会社IDCフロンティアの「IDCFクラウド」へのランサムウェア攻撃、仮想サーバー内のデータの流出は確認されず、ポータルの登録情報への不正な照会を公表対象者・漏れた情報・今やるべきこと

結局どうすればいい?

公式の案内

問い合わせ先: IDCフロンティア お問い合わせフォーム(報道関係者は広報担当 pr@idcf.jp)

基本情報

組織株式会社IDCフロンティア
公表日2026年10月7日
発生日2026年10月7日
発覚日公表されていません
種別外部からの攻撃
状態漏えいは確認されていない 調査の結果、漏えいは確認されなかったと公表されています
規模ポータルの登録情報 48社(漏えいは確認されていない)
最終更新2026年10月15日
最新の続報2026年10月14日 第5報:データの流出はなかったと判断、一部でバックアップの取り出しが可能に
一次情報株式会社IDCフロンティア「当社サービスの一部システムに対する不正アクセスについて」
株式会社IDCフロンティア「【第2報】当社サービスの一部システムに対する不正アクセスについて」
株式会社IDCフロンティア「【第3報】当社サービスの一部システムへの不正アクセスによる障害について」
株式会社IDCフロンティア「【第4報】不正アクセスによる障害への対応体制について」

何が起きたか

2026年10月7日、株式会社IDCフロンティアはクラウドサービス「IDCFクラウド」の一部がランサムウェア攻撃を受けたと公表しました。10月14日の第5報で、影響を受けたゾーンの仮想サーバー内のデータの流出はなかったと判断した一方、管理用のIDCFクラウドポータルで48社の登録情報が不正に照会されたとしています(持ち出しの痕跡はなし)。

この事故の全体のまとめ: IDCフロンティアのランサムウェア被害まとめ

この事故の影響を受けて公表した企業・団体

上流事業者の発表
IDCFクラウドを契約している495の企業や自治体
漏洩ナビで個別の公表を確認
6 組織

上流事業者の発表は影響を受けた契約先などの数で、そのすべてが個別に公表しているわけではありません。下の一覧は、漏洩ナビが公式発表を確かめて掲載している組織だけです。

人数・件数は各組織の公表値です。重複を除いた人数ではないため、合計していません。

自分は対象か

IDCFクラウドを契約している495の企業や自治体(東日本リージョン1の一部〈teslaゾーン/henryゾーン/pascalゾーン/jouleゾーン〉)。対象の顧客には個別に連絡。利用企業のうちJR東日本が、えきねっと会員・大人の休日倶楽部会員のメールアドレス等の漏えいの可能性を公表。このほか、IDCFクラウドポータルで48社の登録情報が不正に照会された(担当者の個人名を含む可能性があるメールアドレスが2社に各1件。外部への持ち出しの痕跡はなし。対象には個別に連絡)

公式発表では、利用者に対応をお願いしています。上の「結局どうすればいい?」をご確認ください。

漏れた情報

情報状態規模説明
仮想サーバー内のデータ漏えいは確認されていない件数は公表されていません影響を受けた東日本リージョン1の一部ゾーンの顧客の仮想サーバー内のデータについて、照会や外部への持ち出しの痕跡は確認されず、同社は外部へのデータの流出はなかったと判断(10月14日)。その他のゾーン・リージョンは障害の影響はないが、安全性の確認のため調査を継続
ポータルの登録情報漏えいは確認されていない48社IDCFクラウドポータルで不正に照会された48社の登録情報(契約時の企業名、通知先の企業メールアドレス、月額利用料金の合計額など)。外部へ持ち出された痕跡は確認されていない。495の企業・自治体とは別の数で、足さない
担当者のメールアドレス漏えいは確認されていない件数は公表されていません上の照会された情報のうち、担当者の個人名を含む可能性があるメールアドレスが2社に各1件。外部へ持ち出された痕跡は確認されていない
ポータルのログイン情報漏えいは確認されていない件数は公表されていません上の48社のIDCFクラウドポータルのログインIDと、パスワード(復元が困難なランダムなハッシュ値)。外部へ持ち出された痕跡は確認されていない

数は公式発表の値です。人数・件数など単位の違う数は合計していません。

漏れていないと公表された情報

公表されていません。

原因

ランサムウェア

企業の対応

この件を口実にした詐欺に注意

情報漏えいの後は、その企業や「補償」「返金」を名乗るメール・SMS・電話が増えることがあります。届いた連絡のリンクや番号ではなく、公式サイトや、手元のカード・契約書に書かれた窓口から確かめてください。 フィッシングメール・偽SMSの見分け方と、届いたときの対処

公式発表と出典

更新履歴

  1. 2026-10-14 第5報:データの流出はなかったと判断、一部でバックアップの取り出しが可能に
    影響を受けたゾーンの顧客の仮想サーバー内のデータの照会や持ち出しの痕跡は確認されず、データの流出はなかったと判断した。スナップショット機能を使っていた194社のバックアップデータは取り出せることを確認した。一方、IDCFクラウドポータルで48社の登録情報が不正に照会された(持ち出しの痕跡はなし)。
    出典: 【第5報】不正アクセスによる障害に関する調査の進捗について
  2. 2026-10-09 第4報:緊急対策本部とソフトバンクとの連携体制
    10月7日に緊急対策本部を設置し、親会社のソフトバンクと連携して利用者対応と調査・復旧を進めている
    出典: 【第4報】不正アクセスによる障害への対応体制について
  3. 2026-10-09 利用企業のJR東日本で会員のメールアドレス等の漏えいのおそれ
    JR東日本が、この不正アクセスに伴い、えきねっと会員(最大約167万件)と大人の休日倶楽部会員(最大約39万件)のメールアドレス等が漏えいした可能性があると公表
    出典: IDCフロンティア社で発生した不正アクセスに伴うメール配信用外部サービスからのメールアドレス等の漏えい可能性について(保存版)
  4. 2026-10-08 第3報:一部ゾーンのデータは復元困難な見通し
    東日本リージョン1の一部(tesla/henry/pascal/jouleゾーン)のデータは取り出しや復元が困難な見通し。復元は利用者自身のバックアップからのみ可能との見解
    出典: 【第3報】当社サービスの一部システムへの不正アクセスによる障害について
  5. 2026-10-07 第2報:ランサムウェア攻撃と判明
    東日本リージョン1の障害はランサムウェア攻撃によるものと判明。対象は495の企業や自治体。原因と影響範囲を調査中
    出典: 【第2報】当社サービスの一部システムに対する不正アクセスについて

関連

同じ原因(ランサムウェア)の事故

漏れた情報から探す: メールアドレス・ID・会員番号・取引先の情報・その他 / 2026年10月に公表された事故

この記事の訂正を依頼する