電話番号が漏れたら気をつけること|不審なSMSと電話への対処
最終更新 2026年10月7日

不審なSMSのURLを安易に開かず、知らない番号からの電話では個人情報を答えないようにしましょう。相手の説明を聞いて手続きに進む前に、いったん通話を終えて確認する内容を整理します。不安があるときは消費者ホットライン188や、警察相談専用電話#9110への相談を検討してください。
SMSのURLは開かない
電話番号が漏れたという発表を見たら対象となる情報の欄を確認しましょう。電話番号に加えて、パスワードやほかの情報が記載されているかを分けて読むと、必要な対処を整理しやすくなります。このページでは、SMSと電話への対応を中心に案内します。
国民生活センターは、宅配便の不在通知を装うSMSについて、記載されたURLを安易に開かないよう呼びかけています。荷物に関する連絡に見えても、メッセージにあるURLから確認を始めないようにしてください。国民生活センター『宅配便業者を装った「不在通知」の偽SMSに注意しましょう-URLにはアクセスしない、ID・パスワードを入力しない!-_国民生活センター』
自分用の確認メモには、SMSが届いた日時と書かれていた内容、実際にした操作を分けて残す方法があります。URLを開いたかどうか、情報を入力したかどうかを別の項目にすると、その後の相談で説明しやすくなります。分からない操作は推測で埋めず、覚えている範囲をまとめましょう。
アプリを入れてしまった場合
国民生活センターは、不正なアプリをインストールした場合には、スマートフォンを機内モードにして、そのアプリをアンインストールするよう案内しています。この対応は、SMSを受け取っただけの場合への案内ではなく、不正なアプリを入れた場合のものです。国民生活センター『宅配便業者を装った「不在通知」の偽SMSに注意しましょう-URLにはアクセスしない、ID・パスワードを入力しない!-_国民生活センター』
同じSMSについて考えていても、「受信した」「URLを開いた」「アプリを入れた」は別の状況として整理しましょう。自分の操作が分からない場合はどの画面まで進んだかを言葉にし、相談先へ伝える準備をしてください。IDやパスワードを入力した場合は、パスワードのガイドも確認します。

電話で個人情報を聞かれても答えない
国民生活センターは、行政機関や電話会社が、電話を停止することについて自動音声やSMSで連絡することはないと説明し、こうした不審な電話を切るよう案内しています。また、非通知や知らない番号からの電話に慎重になり、個人情報を伝えないよう呼びかけています。国民生活センター『個人情報を聞き出す不審な電話に注意_国民生活センター』
通話中に判断を迫られた場合はその場で説明を完成させようとせず、相手とのやり取りを止めることから考えましょう。自分が確認したいのは「電話の相手に何を答えるか」なのか、「契約先に何を確かめるか」なのか、分けて整理してください。
電話を終えた後のメモには相手が名乗った組織と、求められたことを書きます。すでに何かを伝えた場合は、その内容も分けてください。名前を聞かれたのか、手続きへの操作を求められたのかを、自分の言葉で残すと次の相談を準備しやすくなります。
金融機関がIDやパスワード等をメールやSMSで問い合わせることはない、と警察庁は案内しています。電話への注意と合わせて、SMSで届いた指示に応じて認証情報を入力する操作も避けましょう。警察庁『フィッシング対策』
海外の番号からの電話
警察庁は、特殊詐欺に使われる国際電話番号への対策として、国際電話不取扱受付センターを案内しています。国際電話の利用に関する対策を検討する場合は、警察庁の案内ページから対象や申し込み方法を確認してください。このページでは、対応できる電話の種類や手続きの条件を一律には案内しません。警察庁『国際電番号による特殊詐欺が急増中! | 注意喚起・お知らせ | SOS47の活動 | 警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ』
海外の番号について調べる場合も、まず「受けた電話への相談」と「今後の電話利用についての確認」を分けてみましょう。申し込みを検討するための確認と、すでに相手に情報を伝えた場合の相談は、同じ作業としてまとめず、別の項目にしておくと整理しやすくなります。
家族と対応を共有する際は届いたSMSや電話について、どの説明を受けたかを具体的に伝えましょう。「怪しい電話だった」という一言だけで済ませず、どんな操作を求められたか、自分はどこまで答えたかを分けて共有してください。知らない点は確認待ちとして残します。
困ったときの相談先
消費者トラブルについては消費者ホットライン188、警察への相談には#9110が案内されています。不安がある場合は、一人で真偽の判断を続けるのではなく、相談先へつなぐことを考えてください。国民生活センター『国民生活センターをかたるニセの電話やハガキにご注意ください』 日本クレジット協会『フィッシング詐欺被害に遭わないための注意事項』
相談用のメモは「連絡があった日時」「相手が名乗ったこと」「求められた操作」「答えた内容」「いま困っていること」の順に並べてみましょう。すべての項目が分からなくても、覚えている内容と不明な内容を分けておきます。SMSの画像を整理する場合も、情報を集めるためにURLを開き直す作業は避けてください。
最後に、SMSと電話についての対応をそれぞれ見直しましょう。パスワードやカード情報も入力していた場合は、フィッシングへの対処から関係するガイドへ進み、電話番号についての確認だけで作業を終えないようにしてください。
相談後に案内を受けたことと、まだ確認が必要なことも、別の欄に残しましょう。
自治体の自動通話録音機の貸し出し
固定電話への詐欺の電話には、着信時に「録音します」と警告を流す自動通話録音機が使われています。自治体が無料で貸し出していることがあるので、まずお住まいの市区町村に確かめてください(例: 東京都港区・大田区、名古屋市※名古屋市の令和7年度の受付は終了)。
出典
- 国民生活センター「宅配便業者を装った「不在通知」の偽SMSに注意しましょう-URLにはアクセスしない、ID・パスワードを入力しない!-_国民生活センター」(確認日 2026-10-07)
- 国民生活センター「個人情報を聞き出す不審な電話に注意_国民生活センター」(確認日 2026-10-07)
- 警察庁「フィッシング対策」(確認日 2026-10-07)
- 警察庁「国際電番号による特殊詐欺が急増中! | 注意喚起・お知らせ | SOS47の活動 | 警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ」(確認日 2026-10-07)
- 国民生活センター「国民生活センターをかたるニセの電話やハガキにご注意ください」(確認日 2026-10-07)
- 日本クレジット協会「フィッシング詐欺被害に遭わないための注意事項」(確認日 2026-10-07)
